2011年1月、小さな会社が産声を上げました。
生れ出るときから大人のように体の大きな赤ちゃんはいません。
赤ちゃんが大きく育っていくには、両親をはじめとして、周囲の人々の援助が必要です。
我々も、お客様のご厚意に甘えて育っていこうと考えております。
勿論、赤ちゃんの場合は、その存在自体のかわいらしさによって、周りの人間はあやしてくれます。
しかし、赤ちゃん企業は特にその存在そのものはかわいらしくもなんともない。
そこで、赤ちゃん企業は、自分の持っている強みとは何か考えてみました。
それは、怖いもの知らずのチャレンジ精神。
ほかの人とは何か違う技術力。
大企業では実現困難な軽いフットワーク。
これらの強みは、お客様のニーズと融合することにより、新たな価値創造に結びつきます。
「こんなものが安く手に入らないだろうか?」
「こういう技術があれば助かるんだが・・・」
お客様の発する呟きに似た小さな声に、我々は耳を傾け、全力で知恵を絞り、提案し続けます。
お客様は遠慮なく
「こんなものではだめだ」
「もっと良いものはないか」
「もっと早くできないか」
「もっと安くできないか」
と私たちにダメ出しをしてください。
私たちはへこたれずに、
「これでいかがでしょうか?」
「今回の提案は前回の提案より大分改善されました」
と応えていきます。
お客様に鍛えられて、我々も大きく育っていきます。
半導体レーザ技術は、歴史があるしかし将来性の高い技術です。
近い将来、工場に、生活に、半導体レーザはより身近な存在として、人間社会に欠かせないものになっていきます。
この半導体レーザと私共の応用光学技術を駆使して、お客様のニーズと融合することにより、より明るい未来社会構築のための、一礎石となりたい。
この初心を常に維持しつつ、お客様とともに歩んでまいりたいと思います。
2011年1月13日