レーザダイオードスタック（半導体スタックアレイ）の集光光学系
高出力密度によるサブミリエリアの局所加熱向け
ワットあたり単価が安く、大面積均一照射が可能
レーザダイオードスタック（半導体レーザスタックアレイ）は低消費電力で高出力レーザを得ることができる最も優れた光源ですが、各ダイオードが１～２mmの等間隔で垂直方向に積層（スタック）されているため、光源サイズが大きく、小さいスポットに集光しにくいのが大きな欠点です。そのため、１mm以下のスポットに集光する場合、光学損失が大きく、光学系も複雑になり、コストが高くなります。
しかし、サブミリのスポットで数kW/cm2クラスのパワー密度で材料を加熱したいアプリケーションでは、高価なファイバーレーザ・YAGレーザや金属への吸収率が低いCO2レーザを使用するよりも、レーザダイオードスタックの方がよりコストを大幅に安くするだけでなく、優れた加工特性も得られます。
アウレアワークスでは、レーザダイオードスタックのFAC後のビーム発散角や積層数とご要求ビームスポットサイズに応じて、集光光学系を設計いたします。
特徴
- 産業用途で実績のある高屈折率ガラスを集光レンズに使用
- 高耐久コーティングのレンズのみで設計
- 高出力レーザを考慮した高いダメージ閾地光学系を設計
- サブミリエリアで材料を加熱する場合において最もコスト安のレーザを製作できます
- トータルパワーがキロワットクラスで、パワー密度が数十kW/cm2の光源が製作できます
- 加熱材料のサイズに応じて、集光スポットのサイズを自由に設計が可能
- レーザダイオードスタックのFAC後の発散角やバーの積層数に応じて、集光レンズを選定し、ご希望のスポットサイズに集光します。
- 加工エリアからの輻射熱を設計段階で考慮
- レーザ強度分布を均一にするホモジナイズ光学系もカスタマイズできます。
アウレアワークス㈱では、加工のご提案から、部品の選定、適正価格での部品の仕入れ、光学設計、試作機の開発、量産機の設計まで一貫したサポートをさせていただきます。
より詳細な資料およびお見積もりをご希望の方は弊社営業部までお問い合わせください。