従来のレーザダイオードスタックはバーとバーの間に銅ヒートシンクを挟む。一般的なバーピッチは400µm~1.7mm。
高輝度のレーザダイオードスタックは、レーザバーとレーザバーを直接金すずハンダでマウントする。バーピッチは150µm。
レーザバーを高密度実装し、銅ヒートシンクのダークエリアをなくすことで、従来にない高輝度ダイレクトダイオードレーザが可能となりました。
従来のレーザダイオードスタック(青、緑、黄色、紫、図1)に比較し、NGCEO社高輝度レーザダイオードスタック(赤、図2)は、レーザバーの高密度実装により3倍から6倍の高輝度が得られます。
そのため、半分以下のピーク出力で従来のレーザスタックと同等の輝度が得られるため、レーザのCatastrophic Optical Density (COD)の発生を防ぐことができます。さらに、低電流電源でシステムを設計できます。
5段レーザバーにおける従来スタックと高輝度スタックの出力比較データ。パルス幅は150μs、周波数は20Hz。
NGCEO社製高輝度レーザダイオードスタックは従来レーザダイオードスタックと比較し、PIカーブがほぼ一致しています。これは、ジャンクション温度の熱飽和による過度の温度上昇が発生していないことを意味しています。
NGCEO社の信頼性試験では、130億ショットを達成しました。
専用コントローラーはこちらをご覧ください。
より詳細な資料をご希望の方は、弊社営業部までお問い合わせください。